着物アロハ・オノミック
先崎広一
senzaki koichi


オノミックのアロハシャツは、古い着物を一枚一枚解き、丁寧に手洗いし
柄の流れや、天然ボタンなどにもこだわり製作しています。
ほとんどが一枚の着物から一枚のアロハシャツしか作れず、一点物となります。
着物によってそれぞれ柄や素材に特徴があり、色々な風合いのシャツができました













★2004年★ 
日本の古い着物に出会う

古典的な柄や色使い・織りの繊細さや美しさ・日本の布の持つ力や、大胆なデザインに衝撃を受け
日本の着物を使ったシャツ作りを思いつく。
この頃、アロハシャツのルーツには日本の着物が深く関わっている事を知る。

自身のシャツやジャケットを解体し、構造・縫製を独自に研究。
独学でシャツ作りを始める。

★2005年★ 
フリーマーケットや雑貨屋さん・居酒屋さんにて販売。

★2006年〜2008年★ 
デザインフェスタやあ〜てぃすとマーケット等のクラフト系イベントにて出展活動。
原宿のショップで販売など。

★2007年〜20013年★
個展の開催
新宿・浦和・代官山・下北沢・高円寺・江戸川橋・西荻窪にて個展を開催。

特に下北沢〜西荻窪では5年に渡り定期的な出展活動。
さまざまな人に出会いお世話になりました。

★2014年7月★
ジョンソンタウン工房・ショップ
(現在やっていません)

★2014年〜★
出展活動・期間限定ショップ再開



オノミック着物アロハシャツ

〜素材〜
日本の古い着物や羽織

★着物と言っても素材や織り方はさまざまです。
布によって針や糸の太さを変え
縫う箇所に合わせ、糸目の幅やテンションを調整し
布の特徴を生かしたアイテム作りを心掛けています。

〜縫製〜
折り伏せ縫い仕立て

★布の端を中に折込み、もう一度ステッチを掛けて仕上げる仕立てです。
工程には時間と手間が掛かりますが、しっかりと綺麗な仕上がりになります。

ロックミシン仕立て

★レディースアイテム等で、柔らかいイメージのデザインには
ロックミシンによる仕立てが向いています。

作るアイテムによって、ロックミシン仕立て
折り伏せ縫い仕立てを使い分けています。

〜ボタン〜
天然ボタン

★竹・バンブーココナッツなどの木製ボタン
高瀬貝・黒蝶貝・アコヤ貝などのシェルボタンを主に使用しています。

アイテムやデザインによっては、アメリカンホックやタックボタン
ユリア樹脂・アクリルボタン等を使い分けています。

★ボタンホールは負担の掛かる箇所ですので
しっかりと二重に縫っています。




日本の着物はアロハのルーツ
〜ハワイ日系移民の作ったシャツ〜

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868年サトウキビ栽培の労働力として、ハワイへ渡った日本の人々。
しかしハワイでの生活は決して楽なものではありませんでした。
過酷な労働の日々、貧しい暮らしの中、母親が幼い子供のために
炎天下で働く人々のために、日本から持ち込んだ大切な着物を解き
シャツに仕立て直し着ていたといいます。
日本人の「物を大切にする心」から生まれた着物シャツは
アロハのルーツかもしれません。


日本の布地とアロハシャツ
〜日本人とアロハシャツのかかわり〜

ハワイがアメリカに併合されると、契約労働が廃止され
日系移民たちは、農業以外のさまざまな商売を始めます。
1920年〜1930年代ホノルルにあった「ムサシヤ呉服店」では
日本の布地でオーダーメイドのシャツを仕立てていました。
和柄の開襟シャツは旅行者たちに大変人気を博し
後のアロハ産業の始まり・発展へとつながって行きます。
日本の工場で染色された布地は、ハワイへ輸出され
数多くのアロハシャツが誕生しました。
日本の布地はアロハシャツの創造に大きな影響を与えたのです。